手入れされた森&そうでない森<其の4>
前回記事で紹介した林道の入口には、お地蔵さんが祀られている。
なぜこんな場所に???
予想した通り、伐採作業中に死亡事故が起きた場所であった。
事故後すぐに病院に搬送できれば、助かったかもしれない事故だったそうだ、、、
彼らは”携帯電話も通じない” “救急車が来るまで1時間以上かかる” そんな場所で作業しなければならない。ひとたび事故が起これば、即生命の危険にさらされる。
電話がどこでも通じるようにしてほしい!!
山で働く人たちの切実な願いである。
本当に携帯電話が必要なのは彼らなのかもしれない、、、(゚ー゚)(。_。)ウンウン
日本の森林荒廃は、高齢化・環境破壊・自然災害など多くの問題の縮図である。この目で見たことを微力ではあるが、この場を使って伝えて行きたいと思う。
ちなみに今回紹介した森は、いづれも奈良県・東吉野村大字滝野にある。
一度足を運んでほしい。
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<終わり>