続・曲がった桧を探せ!!
きこり君宅で前泊し、早朝山へ向う。
現場に着くと、出材待ちの桧のゴロゴロと、、、(「・・)ドレドレ
「どれや??」
「どれでも好きなん持って帰りやー」
我々平地に住む連中は、木材の積み込みというとフォークリフトを思い浮かべるのだが、山では油圧ショベルを改造したグラップルと呼ばれる重機を用いる。
パワーショベルのスコップ部分を改造して、木を鷲掴みにできる構造になっている。掴んだ木材をくるんと90度回転させ、トラックに積み込んで、
“ハイ、お仕事終了”
せっかくなので、付近をカメラを持って徘徊する。(・_・ ) ( ・_・)キョロキョロ
フォワーダという(切った木材を山から下ろしてくる)重機の後ろに、砕石積まれている。何をするのかと聞いたところ、重機が入って仕事が出来るように作業道を付けるのだという。
これが難儀な作業で、下手な道をつけると降雨であっという間に崩れてしまうらしい。山の地盤を読み、作業効率を考え、工事を進めなければならない。
まさに経験が物を言う!! 世界である。
農業と同じく林業も高齢化が進み、後継難から技術の伝承が途絶えようとしている。それに待ったをかけようと各地で様々な取り組みが行われているが、軌道に乗るにはまだまだ時間がかかりそうだ。( ´△`)アァ-
自分の目で現況を確かめるべく、色んな山を案内してもらった。
次は、その様子を書いてみようと思う。