材木屋の日記

建築士でもあるタケちゃんが日々を語るブログ

日本に寄付文化は根付くのか

   

各地の児童相談所にランドセルが贈られている。
この世知辛い世の中にあって、心温まる話である。(^_^)ニコニコ

しかしながら、日本では寄付文化が根付かないといわれる。
本当にそうなのか???

一人当たりの寄付金額を日米で比較したデータがある。日本19,000円に対し、アメリカ180,000円である。数字だけみると、10倍近い圧倒的な差だ。

昨年、夏と秋に募金活動に参加させてもらったが、趣旨を説明すると多くの方が(実に気前よく)募金していかれる。阪神淡路大震災の時には1800億円の寄付が集まったというし、示した数字ほどの開きはないように感じる。

また私の株式投資の師匠は、若干30歳にしてネパールに学校を寄付した<詳細はこちら超男前なヤツである。

“日本に寄付文化がない”なんてウソである!!
人の気持ちは日米とも変わらないのに、なぜ金額の差が現れるのか?

どうも税制にその原因があるようだ。
概念だけ説明すると、経費として認められるか、そうでないかの差。経理屋でもある管理人は、この差は非常にデカイと感じている。

アメリカの投資家ウォーレン・バフェット氏(左)が、ビル・ゲイツ夫婦(中央・右)の財団に4兆円!! を寄付した話はご存知だろうか。オオーw(*゚o゚*)w
しかし、すげぇ、スリーショットだな、、、

バフェットとゲイツ.jpgその時に出した声明が実に辛辣だ。
「税金を払って財務省に任せるより、夫妻の財団はお金の効用を最大化してくれる。」 日本の場合、こういう考えが浸透しないよう政府がコントロールしている節がある、、、

税制が変われば、日本の企業や金持ちの財布の紐は確実に緩むはずだ。
が、そうはならんだろうな、今の調子じゃ。(;へ:)

ちなみに、先に紹介した募金活動で得た資金は、重病の子供たちへの支援活動をしているドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンさんに、「同志社中高 同窓会有志」として寄付させて頂いた。

少しは社会の役に立ったかな、、、(*^^*)ポッ

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