和室トラック
材料の引き取りに来ていただいた工務店の軽トラックがなんと、、、
網代天井になっていた!! 和室トラック!?
かなり前からこの仕様だったらしいのだが、全く気付かなかった、、、 (・・;)
この工務店の親方は実に器用な方で、あらゆる木工製品を自作される。先日は作りかけの水車を作業場で見かけた。作業場に行くのが楽しい工務店さんである。
我々が一般に網代天井と呼ぶのは、格子状に組まれたヘギ板を薄いベニヤ板に貼り付けたものである。
しかし、このトラックの持ち主である親方は、自らヘギ板を裁断し水につけて柔らかくして編み上げたらしいのだ。確かにそうでないと、サンバイザー付近の曲面が納まらない。
こんなことが出来る大工職人は、日本に何人残っているだろうか (ノ_-;)ハア…
木の文化が失われつつある現状を危惧せずにはいられない!!
次回はヘギ板について書いてみる。