材木屋の日記

建築士でもあるタケちゃんが日々を語るブログ

木材供給量の推移

   

 
resize0082.jpg
林野庁が公表している複雑極まりない!統計を、自分なりに整理してみた。

見やすいように”年次欄”に修正を加えたが、数字自体は公表値のままである。

この表から読み取れることは、

    1. 総供給量(A)は、人口増のペースが落ちた平成7年頃にピークに下落を続けている。
    2. 国産材の供給量(G)は、平成12年頃から横ばいで推移している
    3. 自給率(G/A)は、昭和40年以降の外材供給の急増により50%を下回る。
    4. 自給率(G/A)は、外材供給の減少により近年は持ち直している。

日本は国土の66%を森林が占める世界でも有数の森林国である。

しかし、戦後の人口増加・住宅不足への対応策してとられた輸入自由化(昭和40年)により、輸入大国の道を歩んでしまった。

単純に使える木が生えてなかったので仕方ないのだが、この先がいかん!

国内産業を保護するという名の「補助金漬け」。これが林業を弱体化させた大きな原因である!と管理人は考える。


近所にいっぱい木が生えてんのに、何でわざわざ外国から石油燃やして運んでくんのじゃー! (・ε・)ムー

木材の輸入の話をするはずが、、、軌道修正します(汗

<次回に続く>

 - 木材-歴史